ずれずれ草~其の参佰伍拾弐~

レストラン植松です。

皆さん、WBCご覧になってますか?
日本代表の躍進にはテレビに釘付けとなってしまいます。準々決勝のイタリア戦がとても楽しみになってきました。
中でも大谷選手の看板直撃弾などの大活躍には、ただただ驚嘆させられるばかりで、あのパワーの源はといえば、人並みはずれた肉体からで、私にもあの身体があったら・・・と羨むばかりです。
さて、そんな身体の話題から入りましたが、先日人間ドックを受診してきました。
すっかりポンコツ化してしまった私の身体。
以前のブログ(昨年3月29日)ではデータまで公開してしまいましたが、私は高脂血症で「要治療」を宣告されており、食事療法で何とかしようと、この一年、週に5日くらいのペースでキャベツの千切り、オニオンスライスを食べ続けてきました。
今回のドックで採血検査を終えたあとの問診で先生からは「前の年より少し良くなってます」
と言われたのですが・・・。
うーーーん、劇的な改善を期待していた私にはショックが残る結果になりました。
前年にも「もはや食事療法ではどうにもならないレベル」

と言われていただけに、やはり食事療法では限界なのでしょうか。これからは運動療法も取り入れていこうと思います。

さらに問診では
「心臓が大きくなっています」
と先生から言われました。

齢58にして、おそらく40代前半の美人の女医さんから「大きい」なんて言われたら、どうしても誉め言葉にしか聞こえず、
訳も分からず、「ありがとうございます」って言ってしまいそうになりました。
まぁ何事も小さいよりか、でっかいほうがいいんじゃないか。ここは前向きに受け止めようじゃないか・・・。

いやいやいや、まてまてまて。
どう考えてもいい訳があるはずがなかろうて。
「心臓が大きいって、どういうことですか?」
と聞いてみたところ、
「血圧が高いと心臓から血を送り出すときに心臓の筋肉に力が入るので、その筋肉が大きくなってしまう」
のだそうです。

いわゆる「心筋肥大」というやつで、高血圧が原因みたいです。
また新たな敵が現れました。

特にどうこう言われたわけではないので、しばらくは経過を観察しようと思います。

さて、人間ドックが終われば、約15時間の絶食から解放され、お昼ご飯を食べることができます。
内視鏡検査でかなりのダメージを受けた身体に一番優しい食べ物は何か?
私が導いた答えはオムライス
毎年ドック受診後はオムライスを食べることに決めているのです。

今年は南アルプス市の「こくりや」へ。

店名には「こ(小さな)くりや(台所)」という意味があるそうです。

店内は木のぬくもりが感じられるテーブル、イスが配置され落ち着いた雰囲気があります。
看板メニューはオムライスとビーフシチュー。
ドックの予約を入れた瞬間から今年はココで食べようと決めていました。
オムライスはケチャップとデミソースから選ぶことができます。私は「デミソース」を注文しましたが、ケチャップとデミソース、どちらも手作りで、特にデミソースは野菜や牛筋を5日以上じっくり煮込んだものだそうです。
卵は、白州町の鶏の「平飼いたまご」を使用。コクがあり濃厚な味わいが魅力。ケチャップライスの米は韮崎市産コシヒカリを使っています。

そして運ばれてきたオムライスがコチラ。

オムレツはひび割れやデコボコがなく、その美しさはさながら食品サンプルかと思わせるほどで、崩してしまうのを躊躇ってしまうほどでした。

ナイフを入れると中から、とろっとした卵がこぼれ出てきます。濃厚な卵の風味、そして微かに苦みを感じさせるデミグラスソース。

大人のオムライスだなと強く感じた逸品でした。

最後に敷地内で見つけた「小さな春」をお届けします。

それではまた次回。

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