レストラン植松です。
先日の休館日を利用して一人旅に行ってきました。
場所は山梨県最南端で、静岡県との県境にある「南部町」です(笑)。
普段から引きこもりがちな私からすれば、たかだか山梨最南端でも日本の最南端に出かけるぐらいの覚悟で自宅を出発したのであります。
南部町は町の中央部を縦断するように富士川が流れ、東西を山々に挟まれた自然が豊かな町で、古くから林業が盛んであり、また、日本茶の栽培は室町時代から始まり、戦後やぶきた種を導入してからは「南部茶」として出荷・販売を行っているそうです。
で、今回の旅の目的はと言いますと、7月21日に「道の駅なんぶ」がオープンしたという情報を聞きつけたからなのです。
道の駅なんぶは「食のテーマパーク」として、特産品の南部茶の創作料理、ご当地グルメ、インスタ映えするスイーツを取り揃えた食堂、オリジナル商品や山梨の名産品を扱った売店があります。
私の自宅(韮崎市)からですと車で70分程の道の駅ですが、一度も行った事がない私にとっては未知の駅です。
本日の道中のお供(BGM)はブランキ―とミッシェルを爆音で。
国道52号線をひた走り、14:40到着。

有難いのは午後4時まで食堂が営業しているということで、普段ですとブログネタを探しにいくのにランチタイムを気にしながらなので、割と余裕がありません。
早速食堂に突入した私、ホームページで食堂のメニューを予習して、何を食べようか考えておいたのです。

それはおススメメニューの「トロトロとろ丼」とセットメニューの「ハーフ南部茶そば」です。
しかし、いざ食堂でメニューを見ると私の考えは一変してしまいました。
新メニューとして「富士桜ポークのとんテキ丼」というのがありまして、やはり「新メニュー」とか「期間限定」にはどうしても勝てない訳で、秒殺され注文。
返す刀で「ハーフそば」をと思い注文すると・・・。
「そのメニューはございません」とスタッフのおねえさん。
(むむむ・・・ホームページには載っていたのに)
と心の中で呟きつつ、代替を探すかあきらめるかの選択をしたのだが、ここまで来て南部の茶そばを諦めたら男が廃ると思い、「フル南部茶そば(実際にはそのようなメニューはありません)」を注文したのでありました。
注文した後で、
(大丈夫かな?そんなんいっぱい食べられるんかな、君?)
という胃袋君からの不安の声が聞こえたのですが、「まぁ何とかなるだろ、オレもまだまだ食べ盛りだし・・・」と胃袋君をなだめ落ち着かせたのでありました。
5分後、会計時に渡された、「ご飯できたらブルブル振動して教えてくれるやつ」のバイブレーションを止めて、出来上がった料理を受け取りに行く。
「おおぉーーー!!これやこれや、うまそうやのう♡どや胃袋君!」


15分後、心配していた私の胃袋君の中には画像の全てが収まったのでありました。
ただ、一つだけ残念なことは、「とんテキ丼」の味付け。
すっかり醤油ベースの和風味を想像していた私でしたが、ウスターソースがベースの割と洋風チックな味付けに愕然としまして、まぁそれはそれで、まぁ食べられたのですが、ちょっとギャップにやられまして、心の中では、
(絶対和風じゃろーーー!)
と南部の中心で叫んだわけで、胃袋君も同感ですと申しておりました。
それではまた次回。