大晦日ですが須坂の話
支配人の北里です。
みなさまの温かいご支援により、
なんとか今年も無事に大晦日を迎えることが出来ました。
さて来年はどんな年になるでしょうか。
まだまだ寒さはこれからが本番。
よっぽど部屋を温めても
いっぱい服を着こんでも
おもいきらないとなかなか動けない日々が続きます。
年をとったのか、
あたり前のように今まで出来ていたことが
けっこう出来なくなっています。
ますます寒くなって行きますが、
しっかり体調管理をして、
てきどな運動、食事をこころがけ、
おおきな病気やけがもなくこの冬を乗り越えたいと思います。
めでたい正月をまもなく迎えます。
できる限りのサービスを従業員一同心がけ、
としが明けても変わらず精進してまいります。
うまがヒツジに変わってもよろしくお願いいたします。
さて、以下大晦日とは全く関係のない話題で申し訳ございませんが、
大晦日の執筆も今回で4回目ですのでご容赦ください。。。
先日、例によって(?)新宿発バスツアーの下見も兼ねて、信州へぶらりと行って参りました。
今回は、“歴史と自然の香る街”長野県須坂市へ。
事前のリサーチによると、気になるWordとしては・・・
「蔵の街」「臥竜公園」「豪商の館田中本家博物館(!)」「信州須坂みそすき丼(!!)」etc...
何とも期待が膨らみます。
“豪商”。
みなさん会ったことありますか?私はありません。豪商の正体やいかに。
そしてみそすき丼。ミートM川氏を差し置いて申し訳ないですが、
これは・・・食べるしかないでしょう。
長野県須坂市は、グリーンヒル八ヶ岳からは中央自動車道、長野自動車道を乗り継いで、
長野ICの1つ先、須坂長野東ICから行くことができます。小布施の少し手前です。
時間にして2時間かからないくらいでしょうか。
まず目指すはやはり『豪商の館田中本家博物館』でしょう。一路向かいます。
と、道すがら、豪商の館のすぐ手前に、「臥竜公園」を発見。
この臥竜公園は、「さくらの名所100選」に選ばれている桜の名所で、
桜並木や竜ヶ池との景観は、それは見事だそうです。
ちなみに某スタッフが何年か前の春に訪れた際の桜の写真はこちらです。
この頃はまだ咲き始めだったようですが、それでも素敵な景観ですね。
というわけで、次回27年4月のツアーでの訪問先に決定です(即決)。
・・・話が逸れているような進んでいるようなですが、豪商の館。
豪商=大金持ち? のようなイメージから、金ピカなド派手な館があるのかと思いきや、
重厚な佇まいの、蔵の街並みにあった建物がそこにはありました。
(ちなみに豪商とは・・・「めざましい近世日本の経済発展のなかで巨万の富を蓄えた大商人」
だそうです。※Wikipediaより)
訪れた日はちょうど特別展『江戸の食と豪商の器』が開催されており、
料金も特別で通常750円が1,000円と少々の出費となりましたが、
食に関わるサービス業に携わっている者としては、大変興味深い内容でした。
展示内容は撮影禁止でしたのでご覧いただくことは出来ませんが、
美しく整えられた中庭と、購入したお土産を少しご覧いただきたいと思います。
冬でもこれだけ綺麗なのですが、桜の時期は木々も彩り、大変美しいそうです。
お土産は、特製の『家主貞良』と『全世界英雄番付』です。
カステラはこんな感じです。
そして館内に掲示してあり、大変興味深かったのがこの英雄番付。
なんでも明治の雑誌の読者アンケートで決められた全世界の英雄の番付で、
意外な人物がランクインしていたりして、歴史好きの方にはたまらない内容となっています。
少しだけご覧いただきましょう。
ちなみに東が東洋、西が西洋の英雄になっています。織田信長より豊臣秀吉なんですね。
西の大関“歴山大王”って誰ですか?? あー、昔は漢字でこう書いたんですねぇ。。。
現物をご覧になりたい方は、私に声をかけてください。持っていたらお見せします。
以上、豪商には会えませんでしたが(当たり前)、大変おススメの観光地ということで、
これまたバスツアーの訪問先に決定です。
ちなみに訪問予定の4月は、ひな飾りが展示されているそうです(通常料金です)。
このペースで書いていると、読んでいただいているうちに除夜の鐘が鳴り始めてしまいそう
なので、少しテンポアップしたいと思います(筆が止まらないタイプ)。
次に目指しましたのは、「須坂市蔵のまち観光交流センター」。
蔵の街並みの続く通りの入り口にある、情報発信スポットです。
ここで仕入れた情報によると、来年4月はちょうど七年に一度の善光寺御開帳の時期に当たり、
恐らく須坂も大変込み合うだろうということでした。賑やかで結構です。
この通りには、「須坂クラシック美術館」「ふれあい館まゆぐら」などもあり、
かつて製糸業が盛んであったことからまゆ蔵が現存し、それをそのまま使用している
建物もいくつか見られます(交流センターもその一つです)。
私はあまり時間がありませんでしたが、のんびり散策がおススメのスポットです。
さてもう待ちきれない私は、みそすき丼を目指しました。
あいにく中途半端な時間(夕方)になってしまったため、一般的な食事処は諦め、
雪もチラホラ降り始め寒かったので大きな温泉施設へ行き、その中の食事処で
みそすき丼をいただくことにしました。
温泉のお話は割愛しますが、みそすき丼です。
~大正浪漫の味~『信州須坂みそすき丼』
明治から大正の頃、須坂の製糸業は栄華を誇り、多くの商人が生糸(シルク)を
買い付けに来ていました。その時におもてなし料理として振舞われたのが、
須坂みそで味付けしたすき焼きで、現代に復活させたのが『信州須坂みそすき丼』です。
・・・まとめると、こういうことです。
味噌の味が濃厚で、野菜のしゃきしゃきとした食感(ごぼうは必須食材だそうです)と
柔らかい肉がマッチしていて、とても御飯が進みます。あっという間に完食してしまいました。
はい、というわけで須坂市探訪は終了です。
須坂市は他にもカンガルーが有名な須坂市動物園や、日本の滝百選に選定の米子大瀑布、
ひな人形30段飾りなど、見どころはたくさん。
グリーンヒルのバスツアーで、またはご自身ででも、ぜひ遊びに行ってみて下さい。
・・・ちなみに、ホントにどーでもいい話ですが、チラホラ降り始めていた雪は、
温泉施設を出る頃にはしっかり降っていて、積もっていき・・・
長野自動車道は規制で乗ることができず、上信越道から佐久周りで帰ることに
なってしまいました。思いがけず長野横断?縦断?してしまいました。。。
それでは皆さま、良いお年をお迎えください。