2014/05/10
レストラン植松です。
3月31日から放送を開始した、NHKの朝の連続テレビ小説「花子とアン」
このドラマの主人公である村岡花子が山梨県甲府市の出身であるため、花子に関連するイベントが多数企画されています。
山梨県立文学館では、「村岡花子展 ことばの虹を架ける ~山梨からアンの世界へ~」(2014年4月12日[土]~6月29日[日])が開催されています。
私も早速便乗して、ブログネタにすることにしました。

県立文学館外観

村岡花子(1893~1968)は、モンゴメリの『赤毛のアン』を日本で初めて翻訳し紹介した作家で、山梨県甲府市に生まれ、5歳で東京に移り、その後東洋女学校に進学し英米文学を学びます。
当時身に付けた深い教養が、大人から子供まで楽しめる家庭文学を目指した花子の文学の基本になったのです。
そして21歳の時、再び山梨英和女学院の教師として甲府に戻り、ここで過ごした5年間で作家としての足がかりを築いたそうです。
この村岡花子展では、多数の資料・展示品から、明治・大正・昭和の激動の時代を生きた花子の生涯と、文学の原点を窺い知ることができます。

館内にはアンと一緒に記念写真が撮れるコーナーがあります。
ところで、みなさんはテレビ小説「花子とアン」ご覧になっていますか?
私は一度も見たことが無いのですが、巷ではドラマの中で使われる方言(甲州弁)が話題にになっているようです。
先日私がファミレスでランチを食べていると、空席を二卓挟んだ隣の席に陣取る3人のマダム達の会話のネタは、「花子とアン」で、否応なしに会話が耳に入ってきてしまうので、しばらく聞いていると、
「てっ!(驚きを表す時の言葉)」はあんなに何回も言わない、だとか「こぴっと(「ちゃんと」とか「しっかり」という意味)」なんて使わない。
などと言って、盛り上がっていました。
まぁ、ドラマの中のことなので、多少誇張された使い方をされているのかもしれませんね。
機会があったら、テレビ小説見てみようと思います。
それではまた次回。
【山梨県立文学館】
◆住所 山梨県甲府市貢川一丁目5-35
◆TEL 055-235-8080
◆開館時間 展示室9:00~17:00(入室は16:30まで)
閲覧室9:00~19:00(土・日・祝日は18:00まで)
◆休館日 月曜日
◆企画展観覧料 一般600円(480)円/大学生400(320)円
※( )内料金は、20名以上の団体料金、宿泊者割引料金
山梨県内の宿泊施設へ宿泊または宿泊予約された方で、宿泊当日または翌日に観覧される場合、個人でも団体料金で観覧できます。
宿泊を証明するもの(領収書等)を文学館受付に提示して下さい。